課題を解決しようとする時、解決の取組みが一つの部門や業務に止まるのであれば良いのですが、多くの場合、複数の部署に跨って取り組まなければならなかったり、会社の基本的な仕組みを変える取組みが必要になったりします。

 

 全社で課題解決に取組むには、各部門から適切なメンバーを集めて課題解決チームを作ります。各部門のメンバーは、各現場の若手リーダーに担って貰います。また課題解決チームのリーダーは、課題の解決を直接に実行する責任者であり、全体責任者である社長が兼任するか、信頼できる経営幹部になって貰います。

 

 全社で解決に取組む課題解決とは、例えば次のものがあります。

 これらは、何れも問題解決の取組みであり、解決の手順が大事です。ITマネジメントプロは、問題解決の基本的な手順を次のように考えます。