ビジネスの競争力を診断する

 ビジネス競争力診断ワークショップとは、経営者や管理者が一緒になってワークショップを行い、経営課題と解決の方向性を徹底的に考え議論するものです。ITコーディネータ協会が提供するビジネス競争力診断ツールを使って行います。ビジネス競争力診断ツールの概要は、次の通りです。

 

 

 ビジネス競争力診断ツールを用いて業務遂行能力を示すビジネス競争力と成熟度を評価することで、経営課題とその解決の方向性を参加者が合意します。これにより次の事が期待されます。

経営者と経営幹部が抱えている現状の経営課題を明確化して参加者で共有します。
重要な経営課題を解決するため、取り組むべき行動の全体像を具体化します。
経営課題の優先順位と解決の方向性を合意します
経営課題を解決する行動を起こすきっかけを作ります。
 

 経営課題の抽出と解決の方向性を合意するため、ITコーディネータは「課題抽出と構造の整

」、「課題解決の変革マップ等の作成」の進行役を務めます

経営者の事前ヒアリングで社長の想いや経営目標・達成時期を確認します。

参加者の事前アンケートの分析・集約および成果物の取りまとめを行います。

ワークショップの検討や議論を支援して合意形成に向けてスムーズに進めます。

 

 ワークショップは、経営者へのヒアリング等の事前準備と計2日間のワークショップです。

作業の主な内容は次の通りです。


 ワークショップでは、解決の方向性を変革マップに落し込んで合意します。変革マップは、

BSC(バランススコアカード)の考え方に則った課題を解決する方向性を示す文書です。変革

マップの例を次に示します。